ウイルスメールの添付ファイルをひらいてしまったことで、PCがウイルスに感染する事件が最近増えてるんですよね。怪しい添付ファイルは開かないように前々から言われているし、今さらな気もするけど・・・
って思うでしょ!それが、2014年に検出されたウイルスの1位、2位ともに、メールの添付ファイルで感染するタイプのウイルスだったそうだ。
特定の組織や個人を狙い、添付を開いてしまうような内容に偽装した「標的型攻撃メール」が増えているんだ。
ほんとだ!情報処理推進機構(IPA)が発表している「情報セキュリティ10大脅威 2015」でも、10大脅威の第3位に、メールでのウイルス攻撃があげられているわね。
【出典】情報セキュリティ10大脅威 2015(IPA)
例えば、これを見てごらん。
最近起こった標的型攻撃メールの一例だ(`・ω・´)
職務関連のメールを装ったウイルス添付ファイルを実行し、ウイルス感染したパソコンから125万件の個人情報漏えい
・2015年3月
訃報連絡メールを装った添付Officeファイルにウイルス
・2015年2月
写真を装った添付ファイルでトロイの木馬拡散
・2014年9月
健保組合装った医療費通知の偽メールに、遠隔操作ウイルス添付
他にも、ウイルスを装ったメールの例はこ~んなにたくさん!!!!
・就職活動に関する問い合わせや履歴書送付
・製品やサービスに関する問い合わせ、クレーム
・議事録、演説原稿などの内部文書送付
・情報セキュリティに関する注意喚起
・インフルエンザ等の感染症流行情報
・災害情報
・資料の再送、差替え
・新年度の事業方針
・銀行からの登録情報確認・・・etc
わ~(>_<) これは騙されちゃうかも。
最近は、スマートフォンへの不正プログラムの感染を狙うメール攻撃も増えているんだ。
PCのメールをスマホで送受信することも多いもんね。PCだけでなく、スマホメールのセキュリティ対策は大丈夫かしら・・・
あ、あなたは・・・・・(;'A`)
(新種のウイルスか!?)
わしはリモートメールの守り神、リモメエンゼルじゃ。今日はお前たちが使っている、リモートメールのセキュリティ対策について教えてしんぜよう。
リモートメールは、スマートフォンのメーラーやメール転送サービスとは異なり、アクセスのたびにサーバーに直接メールを見に行く仕組みになっているんじゃ。
携帯端末とリモートメールサーバー内にメールは残らないので、メール情報が漏えいすることはないんじゃよ。
添付ファイルはサーバーで画像に変換し表示することができるんじゃ。リモートメールでは添付ファイルを実行することなく内容が確認できるので、ウイルス感染の心配はないんじゃ。
リモートメールでメールの削除をすると、サーバーからもそのメールが削除されるんじゃ。
PCで受信する前にウイルスの疑いのあるメールをリモートメールで削除すれば、PCの迷惑メールやウイルス対策にも有効なんじゃよ。
PCメールをスマートフォンで送受信することが当たり前になった今、スマートフォンでもメールのセキュリティ・ウイルス対策は必須といえよう。
スマートフォンのメールサービスはたくさんあるけれど、安全に使えるものを選ぶ必要があるわね。
端末にメールを残さないセキュリティの安全性だけでなく、リモートメールがウイルス対策にも使えるのは知らなかったよ。
さよう!自分と会社を守るためにも、スマートフォンでのメールの扱いにはじゅうぶん注意が必要じゃ。自分には関係ないと油断していると、痛い目をみるぞい。
リモメエンゼルさん、ありがとう!
リモートメールで、仕事もプライベートも安心してスマホでメールを利用できるわ!
またリモートメールで何かわからないことがあったら呼んでおくれ・・・
【参考】標的型攻撃メールの例と見分け方(IPA)
【参考】コンピュータウイルス・不正アクセスの届出状況および相談状況 [2014年年間](IPA)